MASAKI HAYASHI & TADATAKA UNNO PIANO DUO CONCERT
超人気ピアニスト・林正樹が、20年来共演を熱望していた<奇跡のピアニスト>海野雅威との2台ピアノによる夢の共演!
『コンサートホールで聴く、最上のアコースティック・ミュージック・シリーズ』とは、クラシック、ジャズなど音楽ジャンルに寄らず、すばらしい音響のホールの中で生まれるアコースティックを主体とした最上のライヴ音楽を楽しむシリーズです。
シリーズ第1回目には、あらゆる音楽シーンにおいて類まれな才能を発揮するピアニスト・作曲家の林正樹が、満を持して自らの名前を冠した<林正樹グループ>によるコンサート(4月29日/浜離宮朝日ホール)。
そしてそれに続くシリーズ第2回目は、この超人気ピアニストの林正樹が長年共演を熱望しつつ、20余年の時を経てようやく実現した、<奇跡のピアニスト>海野雅威との2台ピアノによる夢の共演です。
海野雅威は、東京藝術大学に学び、その後ニューヨークへ移住。ジミー・コブ、ハンク・ジョーンズ、フランク・ウェスなどの巨匠、そしてロイ・ハーグローヴなどトップ・ミュージシャンに認められ、世界中を飛び回る人気ピアニストでした。
2020年9月コロナ禍のニューヨークでアジア人であることだけで暴漢に襲われ重傷を負いましたが、緊急手術と必死のリハビリにより翌2021年8月にNYCの演奏の場に復帰、その後「奇跡の復活ツアー」を敢行しました。
その差別や暴力に屈せず、音楽と共に生きる姿は、NHKスペシャル「素晴らしき世界~分断と闘ったジャズの聖地」でも取り上げられ、大きな反響を呼びました。
現代ジャズ・シーンを代表する優れた2人のアーティストによる、ホール一杯に広がる豊饒なサウンドと、イマジネーション溢れる音楽世界を存分にお楽しみ下さい!
【公演概要】
公演名:コンサートホールで聴く、最上のアコースティック・ミュージック・シリーズVol.2
林正樹 & 海野雅威 ピアノ・デュオ・コンサート
MASAKI HAYASHI & TADATAKA UNNO PIANO DUO CONCERT
日時 : 2024年 9月16日(祝・月)15:00開演(開場14:30)
会場 : 浜離宮朝日ホール 東京都中央区築地5丁目3−2 朝日新聞東京本社 新館2階 TEL:03-5541-8710
都営大江戸線「築地市場駅」A2出口すぐ 東京メトロ日比谷線「築地駅」1、2番出口より徒歩約8分
東京メトロ日比谷線/都営浅草線「東銀座駅」6番出口より徒歩約8分
都営大江戸線「汐留駅」新橋駅方面改札口/新交通ゆりかもめ改札口より徒歩約10分
JR「新橋駅」汐留口/東京メトロ銀座線1、2番出口/都営浅草線改札口より徒歩約15分
出演:林正樹(ピアノ) 海野雅威(ピアノ)
Program: Like Someone In Love 作曲:Jimmy Van Heusen
Bluegray Road 作曲:林正樹
In the Ble Moment 作曲:海野雅威
Free Improvisation ほか
チケット:(全席指定・税込)S席6,000円 A席5,000円
チケット発売: 一般販売/5月25日(土) (各プレイガイド先行予約の予定あり)
※チケット発売情報等についてはチケットスペースHP内の公演ページをご参照ください
チケットのご予約・お問い合わせ:チケットスペース 03-3234-9999
https://ints.co.jp/hayashi-unno-duopiano.html
プレイガイド:朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990 (日・祝除く 10:00~18:00) https://asahihall-ticket.jp/top
チケットぴあ https://pia.jp/ セブン-イレブンで直接販売
ローソンチケット https://l-tike.com/ ローソン、ミニストップで直接販売
イープラス https://eplus.jp/ ファミリーマートで直接販売
※車椅子のお客様はチケットご購入前にチケットスペース (03-3234-9999) までご連絡ください。
※就学前のお子様のご入場はご遠慮いただいております。託児サービスをご利用ください。
イベント託児・マザーズ(要予約)0120-788-222
※演奏曲目等は変更となることがございます。あらかじめご了承下さい。
※チケットご購入後のキャンセル及び変更はできません。
主催:朝日新聞社/浜離宮朝日ホール/OZAWA ART PLANNING LLC
協力:ユニバーサル ミュージック合同会社
運営:株式会社インタースペース
PROFILE
林正樹 MASAKI HAYASHI (ピアノ・作曲)Piano, Composition
ピアニスト、作曲家。自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」などのプロジェクトの他に、小野リサ、金子飛鳥、徳澤青弦、藤本一馬、akikoなど様々な音楽家とアコースティックな演奏活動を行なっている。
「渡辺貞夫クインテット」「クアトロシエントス」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「Salle Gaveau」などのグループにも在籍。
多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。三宅純、椎名林檎をはじめ多岐に渡るアーティストのスタジオワークにも数多く参加。
2016年舞台「書く女」(主演:黒木華 / 作,演出:永井愛)、2017 年舞台「オーランドー」(主演:多部未華子/演出:白井晃)の音楽を担当。2020年3月にはチェリスト徳澤青弦とのDUO作品をリリース。2021年には映画「すばらしき世界」(監督:西川美和、主演:役所広司)の音楽を手掛けた。
最新アルバムは、自身の名前を冠した林正樹グループによるファースト・アルバム『Blur the border』。
2024年2月舞台「エウリディケ」(演出:白井晃)の音楽を担当、全公演に出演。
海野雅威 TADATAKA UNNO (ピアノ・作曲)Piano, Composition
(Photo by John Abbott)
1980年、東京生まれ。4歳からピアノを弾き始め、9歳でジャズ・ピアノを始める。
東京藝大在学中の18歳からミュージシャンとして活動を始める。
2008年にニューヨークへ移住。ゼロからスタートした新天地にてトップ・ミュージシャンに認められ、ジミー・コブ(ds)、クリフトン・アンダーソン(tb)、ウィナード・ハーパー(ds)、ロイ・ハーグローヴ(tp)、ジョン・ピザレリ(g, vo)、ジャズメイア・ホーン(vo)等のバンドでの活動の他、自身のトリオでも演奏を行っている。
2013年にはヴィレッジ・ヴァンガードで、ジミー・コブ・トリオのピアニストとして日本人初出演。
2016年、現代の音楽界を支える多くのミュージシャンを輩出している名門ロイ・ハーグローヴ・クインテットの日本人初のレギュラー・メンバーに抜擢され、ロイが亡くなるまでの2年間世界各地を回るツアーを行う。
また、惜しまれつつ世を去った日本の名ジャズ・ピアニスト世良譲、ジャズ・ピアノの巨匠ハンク・ジョーンズ、テナー・サックス&フルートの巨匠フランク・ウェスが、晩年最も期待を寄せていたピアニストでもあり、CDでの共演の他、音楽のみならず人生の師として交流を深めていた。2010年5月16日、世界中のジャズ・ファンに愛され最期まで音楽への情熱を燃やし続けたハンク・ジョーンズが91年間の人生に幕を閉じる時、その最期に立ち会う。
2020年9月27日、コロナ禍のニューヨークにてアジア人ということだけで襲われ重傷を負う。緊急手術後に一時帰国し、約半年に及ぶ治療を行った後、アーティスト活動を再開すべく、2021年に再度ニューヨークへ渡航。8月にブルーノート・ニューヨークにおけるジョン・ピザレリ・トリオの公演で演奏に復帰、秋には日本でも「奇跡の復活ツアー」を敢行。差別や暴力に屈せず、混沌とした時代だからこそ音楽と共に生きる姿は、NHKスペシャル「素晴らしき世界~分断と闘ったジャズの聖地~」でも取り上げられ、大きな反響が寄せられ、番組は2022年度国際エミー賞にノミネートされた。
2022年3月、渾身の復帰作『Get My Mojo Back』をヴァ―ヴ・レーベルよりをリリース。支えてくれたミュージシャン仲間とニューヨークでレコーディングされた本作品は、療養中のピアノを弾くことができなかった時期に書き下ろされたオリジナル曲で構成。生命力と歓びに満ち、ジャンルを超えて多くの音楽ファンに届き、アルバムはジャズの国内新譜としてトップセールスを記録。
また、2022 年度・第 35 回ミュージック・ペンクラブ音楽賞《ポピュラー》部門の最優秀作品賞を受賞した。
最新アルバムは2023年5月リリースの『I Am, Because You Are』(UCCJ-2223)。
参考動画:[NHKスペシャル] ニューヨークの地下鉄で暴行されたジャズピアニスト海野雅威さん 再びニューヨークのステージで演奏
「この素晴らしき世界 分断と闘ったジャズの聖地」
https://youtu.be/vIH3WiPa_JA?si=7vuTjdngyjCR7Yke