Worksコンサート企画 -Planning-

林正樹_海野雅威写真_要クレジット(c)柳原良平_MH_TU_Hamarikyu_S小

東京公演終了後の場内は感動のるつぼ!超人気ピアニスト・林正樹と<奇跡のピアニスト>海野雅威との2台ピアノ共演が再び!林正樹 & 海野雅威 ピアノ・デュオ・コンサート

MASAKI HAYASHI & TADATAKA UNNO PIANO DUO CONCERT

ホール一杯に広がる豊饒なピアノサウンドと、イマジネーション溢れる音楽世界

あらゆる音楽シーンにおいて類まれな才能を発揮するピアニスト・作曲家の林正樹が、長年共演を熱望しつつ、20余年の時を経てようやく実現した、<奇跡のピアニスト>海野雅威との2台ピアノによる夢の共演。
海野雅威は、東京藝術大学に学び、その後ニューヨークへ移住。ジミー・コブ、ハンク・ジョーンズ、フランク・ウェスなどの巨匠、そしてロイ・ハーグローヴなどトップ・ミュージシャンに認められ、世界中を飛び回る人気ピアニストでした。2020年9月コロナ禍のニューヨークでアジア人であることだけで暴漢に襲われ重傷を負いましたが、緊急手術と必死のリハビリにより翌2021年8月にNYCの演奏の場に復帰、その後「奇跡の復活ツアー」を敢行しました。
その差別や暴力に屈せず、音楽と共に生きる姿は、NHKスペシャル「素晴らしき世界~分断と闘ったジャズの聖地」でも取り上げられ、大きな反響を呼びました。
2024年9月に東京・浜離宮朝日ホールで開催されましたコンサート(https://ozawa-art.com/concert/877/ )では、「黒いオルフェ」「ライク・サムワン・イン・ラヴ」など良く知られたスタンダード・ナンバーから各自のオリジナル曲、さらには即興演奏までを、リリカルかつダイナミックな演奏で2台ピアノの魅力を余すことなく披露、満場のお客様を魅了し、終演後の場内はため息と感動のるつぼとなりました。

現代ジャズ・シーンを代表する優れた2人のアーティストによる、ホール一杯に広がる豊饒なピアノ・サウンドと、イマジネーション溢れる音楽世界を存分にお楽しみ下さい!

<公演概要>

公演名: 林正樹 & 海野雅威 ピアノ・デュオ・コンサート  MASAKI HAYASHI & TADATAKA UNNO PIANO DUO CONCERT 

公演時期: 通年開催(ご相談下さい) 

必要備品: グランドピアノ2台 (機種などご相談下さい)
      ピアノ調律(A=442)調律師の立ち会いは可能でしたら「終演まで」でお願いします

演奏曲目: 以下、参考までに2024年9月16日浜離宮朝日ホール公演のセットリストをご覧下さい

コンサートホールで聴く、最上のアコースティック・ミュージック・シリーズ Vol.2
林正樹 & 海野雅威ピアノ・デュオ・コンサート

2024年9月16日(月・祝)15時開演 浜離宮朝日ホール 
SET LIST 
M1. Manhã de Carnaval  (Luiz Bonfa) 
M2. Like Someone in Love  (Jimmy Van Heusen) 
M3. Values  (Masaki Hayashi) 
M4. Teals   (Solo/ Masaki Hayashi)
M5. Over the moon  (Tadataka Unno) 
M6. ‘Round Midnight (Solo for left hand/ Thelonius Monk, Cootie Williams)
M7.  Autumn Is Here    (Solo/ Tadataka Unno)
M8. Improvisation
M9. In the blue moment   (Tadataka Unno) 
M10. Bluegray Road   (Masaki Hayashi)
M11. Somewhere Before   (Tadataka Unno)
Encore 1. I’ll Remember April  (Gene de Paul) 
Encore 2. Dia Dos Mamorados   (Masaki Hayashi)

Profile

林正樹 MASAKI HAYASHI (ピアノ・作曲)Piano, Composition


ピアニスト、作曲家。自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」などのプロジェクトの他に、小野リサ、金子飛鳥、徳澤青弦、藤本一馬、akikoなど様々な音楽家とアコースティックな演奏活動を行なっている。
「渡辺貞夫クインテット」「クアトロシエントス」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「Salle Gaveau」などのグループにも在籍。
多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。三宅純、椎名林檎をはじめ多岐に渡るアーティストのスタジオワークにも数多く参加。
2016年舞台「書く女」(主演:黒木華 / 作,演出:永井愛)、2017 年舞台「オーランドー」(主演:多部未華子/演出:白井晃)の音楽を担当。2020年3月にはチェリスト徳澤青弦とのDUO作品をリリース。2021年には映画「すばらしき世界」(監督:西川美和、主演:役所広司)の音楽を手掛けた。
最新アルバムは、自身の名前を冠した林正樹グループによるファースト・アルバム『Blur the border』。
2024年2月舞台「エウリディケ」(演出:白井晃)の音楽を担当、全公演に出演。

海野雅威 TADATAKA UNNO (ピアノ・作曲)Piano, Composition

(photo by John Abbott)
1980年、東京生まれ。4歳からピアノを弾き始め、9歳でジャズ・ピアノを始める。
東京藝大在学中の18歳からミュージシャンとして活動を始める。
2008年にニューヨークへ移住。ゼロからスタートした新天地にてトップ・ミュージシャンに認められ、ジミー・コブ(ds)、クリフトン・アンダーソン(tb)、ウィナード・ハーパー(ds)、ロイ・ハーグローヴ(tp)、ジョン・ピザレリ(g, vo)、ジャズメイア・ホーン(vo)等のバンドでの活動の他、自身のトリオでも演奏を行っている。
2013年にはヴィレッジ・ヴァンガードで、ジミー・コブ・トリオのピアニストとして日本人初出演。
2016年、現代の音楽界を支える多くのミュージシャンを輩出している名門ロイ・ハーグローヴ・クインテットの日本人初のレギュラー・メンバーに抜擢され、ロイが亡くなるまでの2年間世界各地を回るツアーを行う。
また、惜しまれつつ世を去った日本の名ジャズ・ピアニスト世良譲、ジャズ・ピアノの巨匠ハンク・ジョーンズ、テナー・サックス&フルートの巨匠フランク・ウェスが、晩年最も期待を寄せていたピアニストでもあり、CDでの共演の他、音楽のみならず人生の師として交流を深めていた。2010年5月16日、世界中のジャズ・ファンに愛され最期まで音楽への情熱を燃やし続けたハンク・ジョーンズが91年間の人生に幕を閉じる時、その最期に立ち会う。
2020年9月27日、コロナ禍のニューヨークにてアジア人ということだけで襲われ重傷を負う。緊急手術後に一時帰国し、約半年に及ぶ治療を行った後、アーティスト活動を再開すべく、2021年に再度ニューヨークへ渡航。8月にブルーノート・ニューヨークにおけるジョン・ピザレリ・トリオの公演で演奏に復帰、秋には日本でも「奇跡の復活ツアー」を敢行。差別や暴力に屈せず、混沌とした時代だからこそ音楽と共に生きる姿は、NHKスペシャル「素晴らしき世界~分断と闘ったジャズの聖地~」でも取り上げられ、大きな反響が寄せられ、番組は2022年度国際エミー賞にノミネートされた。
2022年3月、渾身の復帰作『Get My Mojo Back』をヴァ―ヴ・レーベルよりをリリース。支えてくれたミュージシャン仲間とニューヨークでレコーディングされた本作品は、療養中のピアノを弾くことができなかった時期に書き下ろされたオリジナル曲で構成。生命力と歓びに満ち、ジャンルを超えて多くの音楽ファンに届き、アルバムはジャズの国内新譜としてトップセールスを記録。
また、2022 年度・第 35 回ミュージック・ペンクラブ音楽賞《ポピュラー》部門の最優秀作品賞を受賞した。
最新アルバムは2023年5月リリースの『I Am, Because You Are』(UCCJ-2223)。

参考動画:[NHKスペシャル] ニューヨークの地下鉄で暴行されたジャズピアニスト海野雅威さん 再びニューヨークのステージで演奏
「この素晴らしき世界 分断と闘ったジャズの聖地」
https://youtu.be/vIH3WiPa_JA?si=7vuTjdngyjCR7Yke

“Discover -BILL EVANS ビル・エヴァンス- featuring 林正樹、江﨑文武(WONK)&海野雅威『Children’s Play Song』” BLUE NOTE TOKYO

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