Worksコンサート -Concerts-

高橋悠治アー写
公演は終了しました

「21世紀のコンセール・スピリチュエル-音楽の力-」コンサートシリーズ第4回 高橋悠治 <プレイズ・サティ> ピアノ・リサイタル

アルバム「エリック・サティ新・ピアノ作品集」リリース記念

未完の作曲家サティ、つつましく、
さらに変化する音楽

80歳を目前とする孤高のピアニスト、高橋悠治
エリック・サティ作品だけによるリサイタルが実現!

80歳を目前とした孤高の作曲家・ピアニスト、高橋悠治による、エリック・サティ作品だけのピアノ・リサイタルが実現します。

70年代に3枚のアルバムをリリースし、世間に「サティ・ブーム」を巻き起こした高橋悠治が、約40年ぶりに再録音した話題のアルバム「エリック・サティ新ピアノ作品集」の収録曲を中心に、高橋悠治の感じる「現代(いま)のサティ」を披露致します。

【公演概要】

日時 : 2018年7月1日(日)14時開演(開場13:30)
会場 : 代官山ヒルサイドプラザホール 
    東京都渋谷区猿楽町29-10ヒルサイドテラス (東急東横線代官山駅徒歩3分)
出演 : 高橋悠治(ピアノ) YUJI TAKAHASHI(Piano)
演奏曲目 :
  ジムノペディ第1-3番 Gymnopédies No.1-3
  グノシエンヌ第1-7番   Gnossiennes No.1-7 
  サラバンド第1-3番  Sarabande No.1-3 
  ノクチュルヌ第1-6番  Nocturne No.1-6
  『1886年の3つの歌』より「天使たち」「エレジー」「シルヴィ」 
  Trois Mélodies de 1986 ~ Ⅰ. Les Anges, Ⅱ. Elégie, Ⅲ. Sylvie  ほか
*演奏曲目は変更となることがございます。また曲順はこの通りではございません。あらかじめご了承下さい

チケット :全席自由(税込)5,000円
クラブヒルサイド会員 4,500円
     (クラブヒルサイド事務局 03-5489-1267のみ取り扱い)
*就学前児童の入場はご遠慮下さい
*今回よりドリンクの提供は行なわないことと致しました。あしからずご了承下さい

チケット・お問合せ :
ヴォートル・チケットセンター 03-5355-1280(オペレーター対応/月~金10:00~18:00)http://ticket.votre.co.jp/
チケットぴあ 0570-02-9999 http://t.pia.jp/ 《Pコード:110-271》

一般発売 : 2018年3月5日(月)10:00~

主催 : オザワ・アート・プランニング合同会社   日本コロムビア株式会社
協力 : クラブヒルサイド 株式会社アートフロントギャラリー

【出演者プロフィール】
高橋悠治(ピアノ) YUJI TAKAHASHI (Piano) 

1938年東京に生まれる。柴田南雄、小倉朗に作曲を師事。
1960年、一柳慧、小林健次と「ニュー・ディレクション」を結成。この年東京現代音楽祭にピアニストとしてデビューする。
1962年クセナキスの《ヘルマ》初演(東京)。
1963〜66年ヨーロッパに在住、ヤニス・クセナキスに協力。この間ピアニストとして「ドメーヌ・ミュージカル」に出演など活躍する。
1966年クセナキス《エオンタ》を演奏したレコード(仏、シャン・デュ・モンド)がADFディスク大賞を受賞。
1966年からニューヨークに移る。バークシャー音楽祭、タングルウッド現代音楽祭に数多く出演。ニューヨーク・フィルなどのソリストとしての活動も多 数。ピアニストとして活動する一方、コンピューターを使用して作曲を行う。
1971年帰国。
1973年作曲家グループ「トランソニック」を組織し、同名の季刊誌を12号編集。
1978〜85年「水牛楽団」を組織してアジアの抵抗歌を演奏。多年コンピューターを使用した演奏と他の音楽家との即興を続け、最近では日本の伝統楽器と声のための作品も多い。
1976年から画家・富山妙子とともにスライドと音楽による物語作品の製作をつづける。また詩人・藤井貞和とは1995年以来コラボレーションをつづけ、2000年に劇場作品「泥の海」を上演。
2002年コンピューターによる音響作品の制作を始める。平凡社から「高橋悠治/コレクション1970年代」「音の静寂・静寂の音」、福音館から富山妙子 との共作CD付絵本「けろけろころろ」が刊行されている。

代官山ヒルサイドテラスについて

建築家 槇文彦氏の手によって建てられた「ヒルサイドテラス」は住居・店舗・オフィスからなる複合建築で、1967年から1992年まで数期に分けて段階的に建設されてきました。「ヒルサイドテラス」は、その建築空間と、そこに展開されるプログラムによって都市文化をつくり、それは「代官山」の成立に深く影響を与えてきました。
ここでは、数々のイベントが開催されています。1982年から始まったSDレビューは新進気鋭の建築家の登竜門となり、「ヒルサイドギャラリー」は国際的アーティストの輩出に貢献してきました。
1987年「ヒルサイドプラザホール」の完成によりヴァイオリニスト原田幸一郎氏を中心とするヒルサイドプラザ・コンサートの開催など音楽活動が加わり、さらに1992年のヒルサイドフォーラムの誕生はこれら文化的生活の拠点として、その位置を決定的なものとしました。
これら「代官山ヒルサイドテラスにおける文化活動」に対し、1998年度メセナ大賞が授与されました。
http://hillsideterrace.com/ 

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